2007年06月14日

すべて忘れてしまえるように―少女監禁レイプ殺人犯と暮らした80日間

ベルギーで12歳の女の子が通学途中で誘拐されて80日間も監禁された事件が1996年に起こりました。
その被害者が8年後に21歳で手記を出版したものが、この本です。幅99cm、奥行2m34cmの黄色い壁に囲まれた地下の穴倉で生活を強いられながら、性的虐待を受けていたというすざましい事件です。
この犯人は、6人の少女を誘拐して4人を殺害していたという恐ろしい人間でした。
一歩、間違えると殺されていたかもしれないという犯人との攻防はハラハラします。
犯人に騙されていたとはいえ、犯人の作り話を信じるしかない心理状態が辛いです。
また、開放された後も周囲の目やマスコミからの取材合戦で、心理的な負担を感じていたことも告白しています。
特に、家族の心がバラバラになってしまったのは、辛かっただろうと思います。
裁判にあわせて証言したり、本で心境を告白することはすごい勇気が必要だったと思います。
一番、興味があったのは、犯人からどうやって逃げ出したのかだったのですが、犯人がもう1人を誘拐したことによって、その事件の目撃者情報から逮捕されたことがきっかけだったようです。
やはり、自力で脱出するのは不可能だったのかもしれません。


すべて忘れてしまえるように―少女監禁レイプ殺人犯と暮らした80日間
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5 ショッキングだが著者の性格に救われた
3 ん?...。
4 再犯を侵した変質者に略奪された12才の時間


posted by jp1bxx at 06:43| 東京 ☀| Comment(0) | Book | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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